ゆく年を偲び くる年に想いを馳せる

返らぬ時を偲ぶ心 まだ出逢わぬ時への憧憬
一年で最も人が“時”に想いを馳せる 年の瀬

この年末に今年最初のblogの更新 大変ごぶさたしておりました

皆さまはどのような面持ちで“今”この年の瀬を過ごされているのでしょうか・・・
私はさまざまな振り返りの折に この句が浮かびます

~月日は百代の過客にして 行かふ年も又旅人也~

この芭蕉の句に出逢ったのは 確か中学生の頃
意味も風情も まるで解らなかったのに
この句の持つ色合いと 生あるものの“性”を感じたのを今でも覚えています

月日というのは 永遠に旅を続ける旅人のようなものであり
来ては去り 去っては来る年もまた同じように旅人である

“時”というものをこのように捉え 短い言葉に集約する芭蕉の深さを改めて感じ入ります

侘びとは 貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識
寂さとは 閑寂さのなかに 奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ

侘びの心も寂びの精神も まだまだ青い私には ほど遠い世界だけれど
一息づつを大切に それを心をこめて育てることで 少しづつ近づいてゆければ・・こんなに嬉しいことはないのだけれど・・
そして“時”を想う あまたの人々の幸せを願いつつ・・・


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by asuka-urinara | 2015-12-29 12:27 | Ω Shantiな日々 Ω
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