夢のあしあと

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すずめが おびただしい数の群れが

飛んでくる

鳩が おびただしい数の鳩の群れが

飛んでくる

蝶が おびただしい数の蝶が

飛んでいる

あの人はなんでもなさそうに ゆっくり歩いて進んでいく

からだの あちこちに 張り付きそうになる 蝶をさけながら

あの人についてゆく

行き止まりには ふたつの時計があって

彼は 一つは十五分前に戻し

一つは三分進んでいるのを 元の時間に戻していた

もう大丈夫というように

ほんの少し首をかしげ 私を見つめた

振りかえると 蝶たちは 飛んでいってしまったようで

そこには彼らたちの残り香だけが 漂っていた

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by asuka-urinara | 2016-02-04 15:04 | Ω Shantiな日々 Ω
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